SPF、PAって??
いよいよ夏がすぐそこまでやってきました。
このブログでも何度かご紹介している紫外線のお話ですが、今回はUVケアの商品には必ず記載している「SPF」「PA」という表記についての記事です。
まずはおさらいですが、紫外線には3つあり、それぞれ人体に与える影響は異なります。
UV-A ・・・真皮に影響し、シワ、タルミの原因を作ります。肌が黒くなるのもこれのせいです。
UV-B ・・・メラニンを増やし、シミ、ソバカスの原因になります。お肌に炎症をおこします。
UV-C ・・・有害な紫外線で皮膚病の原因になります。地球のオゾン層によって吸収され、地上までは届きませんが、オゾン層の破壊などの環境の変化により、地上まで届いてしますことは懸念されています。
日焼け止めは、UV-AとUV-Bをカットするものです。
そこで今回の本題です!
「 SPF、PA 」
日焼け止めに関してよく目にしますよね!
「SPF、PAってどういう意味!?」
意外と知っているようで知らない方も多いのではないでしょうか。
解説いたします。
SPFとは?
SPF = サンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)の略です。
UV-Bの防止効果を表す目安の数値です。
数字が大きくなれば防止効果も上がります。
日焼けは、紫外線が皮膚に当たってから約20分で始まると言われています。
よく目にする SPF30、SPF50という数値ですが、SPF30であれば 30倍日焼けを遅らせるという意味です。
SPF50であれば50倍と効果は高くなります。
つまり、SPF30は20分を600分(10時間)にSPF50は20分を1000分(16時間)に遅らせることができます。
決して日焼けを100%防ぐものではありませんが、こまめに塗り直すことでとても有効です。
ただし強ければいいというものではなく、数値が高くなればそれだけ皮膚にストレスをかけてしまいます。
お買い物や日常のお出かけであれば、SPF30で十分です。
海水浴やレジャーなど、長い時間多く紫外線を浴びる際にはSPF50が良いでしょう。
PAとは?
PA=プロテクショングレイドオブUVA(Protection Grade of UVA)の略です。
UV-Aの防止効果を表す数値です。
+の数が多くなれば効果も高くなります。
こまめなケアが確実に皮膚のシワやたるみの予防になり、また髪においてもヘアカラーの色落ちや変色、ダメージの進行を防いでくれます。
夏のお悩みで多い紫外線による影響から、より綺麗な状態で美しさをキープするために、サンケアはやはり必須ですね!
今回の記事が少しでもお役に立てば幸いです。
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